文章の最初は大文字というのは誰でも知っていると思いますが、表の中の単語、イラスト中の単語、タイトルの文章中での大文字と小文字の使い分けについて質問されると困るときがあります。このようなとき英語のドキュメント中の大文字の基本的役割をしっかり理解しておくと迷うことが少なくなります。

英語の場合、基本的には小文字で書かれたものの方が読みやすくなります。反対に大文字を使いすぎると読みづらくなります。しかし小文字だけだと、だらだらとした感じでメリハリがなくなります。よって、文章中でも単語でも「ここから読み始めてほしい」、「注意をして読んでほしい」ところを大文字にします。

(例)
・表の中の単語   Item, Name, Remarks
・計算式のそれぞれの項目   Width x Length x Depth = Volume
・イラスト内の文字   Engine, Shaft, Bolt
・固有名詞   Production Planning Dept., ABC Corporation
・表題(タイトル)   Chapter 1: Choosing a Monitor for Your Macintosh

タイトル等の単語のはじめを大文字にする場合、そのフレーズの中に含まれる冠詞(the, a, an)、前置詞(of, on 等)、および接続詞(and 等)は、通常大文字にしません。ただし、フレーズの最初と最後の単語は、冠詞、前置詞、または接続詞であっても大文字にします。

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英語には"〜"という文字はありません。英語では"ハイフン(-)"で代用し、前後にスペースを取ります。
(例)
・日本語  10〜20
  ↓
英語   10 - 20 (または 10 to 20)

"-"は 1-2(1の2)のように使われることがありますが、この場合はスペースは不要です。
(例)
・Figure 1-2: Setting Screen

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今日は技術翻訳をする際に欠かせない考え方、正確かつ効果的に伝える文章技法であるテクニカルライティングについて、具体的に説明します。

Qty, No., max., min., approx., 等の短縮形は表の中などではスペースの関係でよく使用されますが、文章中ではなるべく使用しないようにします。
短縮形の場合、ピリオドが付くことが多くなりますが、文章の最後のピリオドと間違いやすく、文章として読みにくくなるからです。文章を作る側としては、短縮形の方が楽かもしれませんが、テクニカルライティングは読者に容易に理解してもらうことが重要です。

なお、文章中に短縮形を使用し、その単語が文章の最後に来る場合、ピリオドは1つです。
Start the machine after 5 min.

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先入れ先出し

倉庫の管理方法を云々する時、この用語がよく出てきます。複数の同一部品を取り出す時、一番最初に入れたもの、つまり古いものから先に出すということです。

英語で first-in first-out(FIFO と略す)と表現します。

家庭の冷蔵庫の管理も先入れ先出しのルールで管理すると無駄が少なくなりますよね。

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錆には rust と corrosion がありますが、rust は主として鉄に発生する赤い錆のこと、corrosion はもっと広い意味での錆、腐食のことです。

原稿を読んで上記の区別がつかない場合、corrosion にしておけばまず間違いありません。プラスチックの腐食も人間の心の腐食も corrosion でOKです。

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