昔の話3

近頃は文章はキーボードで打つのがあたりまえ、個人的な通信で郵便のお世話になるのはほぼ年賀状、暑中見舞いくらいになってしまいました。

私が中高生のころまでは、文章は、紙にペンで書くしかありませんでした。そのころの私は手紙魔で、机の引出しはやりとりした手紙の束でいっぱいでした。ラブレターではありません。

タイピングはまず機械式タイプライタで覚えました。もちろん紙の上に直接文字を打つので、一つミスタイプすると、泣きながら(?)専用の砂入り消しゴムで修正したものです。書式がちょっとでも変われば、また長い文章の最後で大きなミスをすれば、全部最初から打ち直しです。

文章を手書きするときも同じことで、よくあんなことをやっていたなあと思います。文章を作るときの感覚も、少し違っていたかも知れません。

もちろん、本は紙でできたもの。とにかく文字は紙の上にあるもの。ほとんどの情報は紙にのせて、読んでくれる人のところに運搬する必要がありました。これって、紀元前からずっと変わらなかったことではないでしょうか。(羊皮紙、陶板、甲骨も、なかまはずれではありません)

ところがつい最近になって、文字情報が紙から離れ、電子データとして自由に流れはじめました。これは、本当に大きな変化だと思います。(文字どおり数千年に一回の大変革?)

情報が世界中を流通するには、これまでは紙を運搬する手段の確保と、異なる言語の壁、両方を解決する必要がありました。紙の運搬の問題が電子データ化で突然解決してしまった今、残るのは、言語の壁のみです。世界が小さくなる中、言葉の壁がどう乗り越えられていくのか、本当に興味があります。

Staff ダイコン
技術文書では軸という単語が多く出てきますが、これに対する英訳は注意が必要です。

axis: 座標の軸線。機械の位置を表す場合、X軸・Y軸・Z軸で空間座標を表す。
shaft, axle: 機械の心棒。通常は金属の丸い棒。機械の回転力を伝達するために自分も回転する。
rod: 機械の心棒のうち、回転しないもの。
bearing: 軸受け、ベアリング。回転する shaft (axle) を支えるための金属の輪。

頭の整理術

多くの作業を同時に抱えるようになると、
作業に取りかかる前に自分で計画を立てると
効率良く作業が進み、混乱を防げるように思います。

私の場合は、一日の終わりに、次の日に行う作業の
内容と時間割を大まかに決めています。
作業に必要な時間、優先順位、期限などを比較して、
作業に着手する順番を決めます。
また、すぐに片付けられる作業はできるだけ先に
片付けてしまい、頭の整理をつけやすくします。
実際には計画通りに進まないこともありますが、
計画→実行→評価(反省)を繰り返すことで、
時間割の精度は高くなっているように思います。

これからもいろいろと工夫しながら、効率良く作業を
進める方法を自分なりに考えていきたいと思います。

Staff グラジオラス
キーボードの「半角/全角漢字」キーを押して「’」が表示された経験のある方がおられるでしょうか?

今朝会社に着いて、まずメールチェックをして必要なメールに返信を…っと思ったその時。なぜか「半角/全角漢字」キーを押しても、英数字入力と日本語入力が切り換わらないのです。仕方なくツールバーから「ひらがな」入力をクリックして、とりあえず切り換えたものの、なぜか括弧「(」を入力しようとしてもアスタリスク「*」になり、「)」は「(」になり…。

キーボードの記号の設定が、すべてぐちゃぐちゃになったような感じです。
Outlook Expressでの入力だけでなく、Internet Explorerの検索ボックスでも同じ症状がでました。IMEの設定を変えても、パソコンを再起動してもなおらず、原因がまったくわかりません。ただWordやExcelでは問題ないのです。

パソコンに詳しくない私には手がつけられず、トランスワードのパソコン先生に相談しました。どうやらパソコンの設定で、日本語用キーボードを使用中と認識していなければならないところ、英語用キーボードと認識していたらしいのです。
レジストリのキーボード関係の項目を修正してもらったらなおりました!

昨日まで問題なかったのに、なぜ突然認識が狂ってしまったのかは分からないのですが、こんなこともあるようです。もしも似たような現象が起きたら、キーボードの認識を疑ってください。
(詳しい修復方法はパソコン先生のブログにありますよ!)

Staff バジル

疲れ目

既に何人かのスタッフが書いているように、翻訳という仕事は目を酷使します。

もともとかなりの近眼で、乱視も入っている私は眼鏡なしでは生活できません。
視力の低下を小学校の頃に経験しているせいか、見えづらいのは当たり前のようになっていましたが、最近、その目がさらにかすんできたり、睡眠中に涙が流れ出たりと、なんだか不快感を覚えるようになりました。

今更な話ですが、パソコン作業をする場合は、休憩をこまめにとった方がよいと思います。

先日、データベースの作成作業を数時間ぶっ続けで行っていたときのこと。目がかすんでかすんで、目薬をさしても効果がありませんでした。まばたきの回数が極端に減っていたのだと思います。

1時間連続作業をしたら10分休憩、なんて悠長なことはしていられないかもしれませんが、時々目薬をさしてパソコン画面から目を離す、ストレッチをする、などの対策をこまめにとることで、少しは症状も軽くなるかもしれません。

疲れ目は職業病であり、現代病とも言えます。
うまく付き合っていきたいと思います。

Staff ビオラ

言葉を使う仕事

私はトランスワードで広報を担当しています。

翻訳者は言葉が商品なので特に言葉には気を使うのはもちろんですが、私のような広報担当も、言葉には非常に気を使います。

たとえば広告を1ページ作成する場合。誤字脱字のチェックはもちろんですが、翻訳と違うのは「どの言葉がもっともお客様の心に響くか」を考えることです。たとえば同じ「無料進呈」でも、「無料」がよいか、「プレゼント」と書くのがよいか、または「キャンペーン!」とするのがよいか、など思いつく言葉を並べて、その媒体の読者に合った言葉を選択します。自分にたくさんの言葉の引き出しがなければ、なかなかしっくりくる言葉は見つかりません。

または同じことをPRするのでも、掲載媒体によって見方を変えて言葉をひねり出したりします。たとえば通信講座のPRでは、会社案内だと「翻訳会社が運営している講座なので信頼度が高い」ことを前面に出した言葉選びをし、広告などでは「うちの講座は翻訳力だけでなく技術知識も身につく」ことを前面に出し他社との差別化が明確になるような言葉を選びます。

ほかにはお客様と直接やり取りする場合。こちらが何かミスをしてお詫びのメールを差し上げる場合や、お客様の質問にお答えするような場合は特に慎重に言葉を選びます。お客様の気分を害さないように、でも伝えなければいけないことは伝える。今後も良好なお付き合いができますように、と願いながら言葉を選択しています。

政治家の失言や超大手の広告などはほんの少し言葉が違うだけで大きなバッシングを受けます。トランスワードはまだその域には達していませんが、相手が大なり小なり、いつもお客様に失礼のない言葉を使っていきたいと思います。

Staff ライラック
市場という日本語に対する英語は market と field の2つがあり、以下のように使い分けます。

Market とは販売の対象になる市場、これは「いちば」とも読むことができます。市場調査は market research、市場価値は market value です。

これに対し製品を販売した後の使用環境という意味の場合 field をつかいます。市場品質情報は field quality information、市場で何かの不具合が発生したときに実際の使われ方などを調査する場合の市場調査は field investigation となります。
セカンドライフは、アメリカのリンデンラボ社によって開発されたネット上の3D仮想世界です。といっても理解しにくいです。セカンドライフは、すべてユーザーが創造し発展させてゆく、永続的な 3D オンラインスペースです。 この世界では、想像できるあらゆるものを創造し実現できます。例えば、仲間と世界中を観光したり、外国人と英語で会話をしたり、お店を開いて商品を売ったり、イベントを行って人に楽しんでもらったり、自分の土地を持って家を建てたりもできます。

最近、欧米で急成長しているセカンドライフの登録人口は2007年10月に1000万人を突破しました。日本・中国・韓国などアジア圏の言語にも対応し、ますますの人口拡大が予想されます。

セカンドライフでの交流の中心となるのは、チャットを使ったリアルタイムの会話です。もちろん、日本人同士なら日本語での会話ができますし、中国語ができれば中国語圏の人たちとの会話もできます。英語ができるなら世界中の人達との会話を楽しむことも可能です。

トランスワードはセカンドライフに常駐中国語講師を派遣し、模擬中国語教室を開設しています。この仮想世界の中で、中国語で質問したり、中国語で交流をしたりすることができます。つまり、教室に通わなくてもオンラインで中国語の勉強ができるシステムを作っています。



一度試してみませんか?
SecondLife日本語版 ダウンロードは こちらからです。
http://jp.secondlife.com/

日本語が大切

私はトランスワードで主に日本語->英語の翻訳をしています。
当然、翻訳するときはお客様から頂いた日本語原稿をまず読みます。
この時いつも思うのですが、日本人は日本語を何気なく使っているのだなと感じます。もちろん母国語ですからこれが当たり前でしょう。特に意識せず使っても相手には何となく通じていると感じ、聞いている相手もなんとなく分かったような気がしています。
ところが、いざこれを翻訳しようとすると如何に解釈が曖昧であったかが分かります。

例えば、次のような日本文はよく見かける文ですが、翻訳しようとするとはたと手がとまってしまいます。

”このシステムの本格的な活用はこれからの技術。”

何気なく読んでしまう文ですが、英文にする場合は英文の構造に置き換えなければなりません。英文では、主語、動詞が必要となります。上の文では動詞はいったいどれ?
”これからの技術”の後に何かを補って考えるしかありません。
こんな時いつも如何に日本語の意味を良く考えもせず、何となく分かった気になっていたのかと気づかされます。

当社の翻訳者は(私ではないのですが)”このシステムの本格的な活用はこれからの技術が必要です。”と解釈して下のように翻訳しました。

"full utilization of this system will require future technoloty."

なるほど。

翻訳では外国語はもちろん日本語も本当に理解していないとできないと感じます。
日本語も難しい!

staffパンジー

初心忘るべからず

初心忘るべからず 

皆さま、新年おめでとうございます。
旧年中は本ブログへのご訪問、ありがとうございました。
本年もご愛読の程、よろしくお願いいたします。

さて、一年の計は元旦にあり、ということで、今年の目標をお立てになった方も多いかと思います。
私もいくつか立てました。もういい歳なんだから、三日坊主なんて情けないことは無しにしたいと強く思っています。

この2月でトランスワードに入社して丸3年となります。
翻訳教室の生徒時代が長かったので、もうずいぶん昔からいるように思われているのですが、実はまだ3年です。
石の上にも3年といいますが、結構まじめに働いたので(誰も言ってくれないので自分で言ってます)、仕事に慣れたつもりになり、なんだか中だるみかも、という状況も出始めた今日この頃、初心に帰って気を引き締めてがんばる所存です。

この「初心忘るべからず」とは言わずと知れた世阿弥の言葉ですが、誤用かどうかはおくとして、いくつか別の意味で使われています。
よく、入学式や入社式などで「皆さんは、新しい気持ちで今、この場にいると思いますが、初心忘るべからず、この気持ちを持ち続けてこれからも努力していってください。」とお祝いの言葉が述べられるのを聞いたことがあると思います。
ここでの初心は、新しい段階に臨む際の決意、意気込みというような意味で使われています。
ところが、世阿弥が「花鏡」や「風姿花伝」で説いた「初心」はこれとは少し違うようなのです。
では、世阿弥の言う「初心」とは何か。

世阿弥の言う「初心」は「初心者マーク」の「初心」ではないかと思います。(まちがっていたらごめんなさい。)
一応、免許は取ったものの、自分で運転するという新しい技能を十分マスターできない状況で、失敗してはうろうろ、まごまご、不安と緊張で一杯の、未熟な、あの、懐かしいような不快なような心の状態のことです。

7歳ぐらいで能を始め、少しずつ芸を修得して深めていく間には、さまざまな段階があります。その段階ごとにマスターすべき新しい技があり、未熟さ=「初心」があるわけです。
「その時々の初心」というのがこれです。
だから、私だって歳をとってもチャレンジしている間は「初心」状態が何度も訪れるということです。少し慣れたからといって、不安と緊張を忘れてはいけないのです。

事務所の窓際の席で、窓側を向いて仕事をしていたとき、後ろを振り向いてみんなの顔を見るのが怖かった頃。シーンと静まり返った事務所で、隣の席の人に質問するのさえ憚られ、途方に暮れた時のこと。いつも親切に教えてくれた先輩スタッフの仕事を手伝ったつもりで、不注意からデータを消してしまい、かえって仕事を増やして、あまりのふがいなさに涙がこぼれた時のこと。今日はどんな仕事だろうと、毎朝とてもわくわくしていたあの頃。

今ではすべてが当たり前のような顔をしていても、ほんの3年前はこうだったのですね。

最近の自分の心のありようを深く反省し、年の初めに新しい気持ちで仕事や、おおげさですが、人生に向かおうと思います。

Staff モモ

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

弊社は創立から10年間の技術翻訳の仕事を通じて多くの皆様と知り合い、良好なお付合いを頂いています。
改めてこれまでのご縁に感謝申し上げます。
本年も社員一同が協力し、誠心誠意、良い仕事・サービスを提供していく覚悟ですので引き続き、よろしくご愛顧をお願いしたします。

この場を借り、現在弊社が取り組んでいる活動の一部を下記に紹介させて頂きたいと思います。
私どもの活動へのご理解と今後のご指導をよろしくお願いいたします。

1. 中国・大連の子会社の本格的活動
現在14名体制で中国語関連のみならず、日英関連の翻訳に取り組んでいます。
業界紙「通訳・翻訳ジャーナル」様のご好意により08年2月号に我々の活動を紹介していただきました。
http://www.transwd.com/flower/tsuhon2.pdf

2. 翻訳参考書マーケット(HP)の開設
弊社の運営するトランスワードスクールの活動に関連して、これまで多くの翻訳参考書(教本)を作ってきましたが、これらの教材を販売するサイトを新しく立ち上げました。中国語学習用のDVDも含まれています。
http://www.honyaku-book.com/


3. 現在取り組んでいる弊社サービスの新規宣伝広報活動

3-1 トランスワードスクールの内容(映像)をYouTubeで発信しています。
翻訳教室と中国語講座の内容を紹介しています。
http://www.youtube.com/TRANSWORD1997

3-2 セカンドライフ(リンデンラボ社)内での広告、バーチャルスクールの開設
現在はまだ試行段階ですが、セカンドライフ内でのビジネスならびに広報活動を進めています。
既にいくつかの看板を出しています。
NAGOYAとSHIKOKUに行ったら注意して見てください。
近いうちにセカンドライフ内でトランスワードスクールを開設予定です。
私も時々セカンドライフ内でウロウロしていますので、それらしい(あやしい)
アバター(HONYAKU Vita)がいたら声を掛けてください。

以上、長くなりましたが新年のご挨拶と弊社サービスのご案内をさせていただきました。
本年もよろしくお付き合いの程、お願いいたします。


株式会社トランスワード 仲谷幸嗣

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